笑っていれば世界は回る

毎日のちょっとだけ面倒なことを思春期の娘と笑って越えていくための日記

訓練のなかのリアル

こんにちはnamacomamaです。

9月になり娘の中学も新学期が始まって

ようやく日常が戻ってきた感じです。

 

そして9月最初の登校日は、

9月1日の防災の日にちなんでの引き取り訓練でした。

指定された時間に保護者が生徒を迎えに行き一緒に下校するものですが、

正直、「中学生だと参加する保護者もあまりいないんだろうな…」

と思っていました。

ただ、娘はおもに友達関係で中学生活にまだ馴染んでいないこともあり、

久しぶりの学校で多分息苦しくてちょっとツライだろうな、

と心配もあったので迎えに行くことに。

 

そう、ちょっとまだ馴染めてないんですよね…。

その兆候は小学校時代からあったのですが、

友達とのコミュニケーションが下手というか、

もう少しうまいことやり過ごせば気持ちもラクなのにと、

それができずに割と損をし続けている部分が大きく、

未だに仲良しと呼べる友達がいなそう。

いじめられているとかそういうわけではないものの、

「なんか面倒な子だから」って思われて孤立している感じです。

本人も重々それは気づいていつつも、

入学して5ヶ月、もはやどうしていいのかわからない様子。

 

夏休みは部活も、旅行も、それなりに楽しく

自分のペースで過ごせたのでそのギャップも厳しいだろうな…。

まあでも「行きたくない」って言わずに家を出たし、

「大丈夫、大丈夫」と何度も確認して行きました。

(と、その時点で全然大丈夫じゃないのですが)

でもきっと結構がんばってるんだろうな…。

 

そんなことを考えながら学校に到着し、入口で受付をして

指定されたクラス別の場所へ迎えに。

すると自分で立ち上がり片手を軽く挙げてゆっくり歩いて来た娘の、

その表情を見て思わず泣きたくなりました。

 

びっくりするくらい、ホッとした顔してるし。

 

担任教諭もその表情に気づいて

「お、なんだ。母さん来てずいぶん嬉しそうだな」と声を掛けるくらい

安堵した表情をしていました。バレてるよ、娘…。

 

ああ、やっぱり久しぶりの学校はきつかったんだな。

本人に言ったら「暑かったんだよ」って言うに決まっているので

「お待たせ」とだけ言いました。よかった。迎えに来て。

 

体育館にぎゅうぎゅう詰めで、不安で、ちょっと怖くて、

早く迎えに来て欲しい。

引き取り訓練は震災時を想定して行われているものですが、

娘にとってはなんというかあながち、想定でもなかったのかも。

 

会えて嬉しくて、ホッとする瞬間。

きっと今日の娘の表情はずっと忘れないだろうな。

頑張れ娘。笑っていればきっといいことがあるよ。

一緒にがんばろう。

f:id:namacomama:20180920103817j:plain

今年の夏は本当に暑かったですね。夕方になってもずっと暑いままでした。