笑っていれば世界は回る

毎日のちょっとだけ面倒なことを思春期の娘と笑って越えていくための日記

イイ子だろうとなんだろうと。

こんにちはnamacomamaです。

前回の記事から早くもひと月。

ほんと早いです。

 

その間もウチの旦那さん、やらかしています。

GW中に義母さんの四十九日がありました。

実は義母さん、3月末に急遽されたんです。

やさしくて強い人でした。

このお義母さんだけが昔、結婚した当初

「もし借金を背負ったらすぐに離婚しなさい」

って言ってくれたんです。

その言葉、記録しておけばよかったなぁ…。

 

え?

 

そうなんです。その四十九日の数日後に、

借金が発覚したんです。

旦那さんの。130万円の借金。

お義母さん、わかってたな、きっと…(笑)

この人はいつか家族に内緒で借金するって。

わかってたでしょうー!と言っても遅いですね。

きっと天国で「ごめんね」って言ってると思います。

 

義理のお兄さんにだけは報告したところ

「本当にごめんな。

 でも、そんな子やけどイイ子なんや。

 マコさん(私)が居ることが

 ウチらにとっても安心材料なんで

 見捨てんとってな。ほんまごめんな」

って言われてしまいました。

 

いや、イイ子は借金しないですから。

いくら生活費が足りないからって、

それを補うために借金して

それって、あとさき考えられなくて

結果としてすごく悪いことしてますから。

 

あ、そういうことだったADHDって。

ちょっと忘れてました。

 

だから責めても怒ってもわからないんですよね。

自分はわかってもらえないって、また閉じこもる。

 

いや、大丈夫です。大丈夫大丈夫。

これでいろいろ材料が揃ってきました。

むしろありがとう。

そしてお義母さん、ごめんなさいね。

でも、お義母さんも言ってくれたことなので

しっかり離婚に向かって歩きます。

私には悲しい未来は必要ないのです。

 

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こんな悩みは、きっとちっぽけなものだとあとで笑い飛ばそう。

 

 

 

前を向いて戦うチカラを

こんにちはnamacomamaです。

楽しかったり、悲しかったり、やるせなかったり。

それでも毎日はすごくはやいスピードで過ぎていきます。

 

先日、旦那さんから

「病院でADHD(注意欠如多動性障害)と診断された」

と、告白がありました。

 

あ、やっぱりね…。

 

特段驚きもなく、納得して受け入れました。

だって、そんなのずっとわかってました。

わかっていたというよりも、そうじゃないと

日常のあれこれが説明つかない。

散らかったままの部屋、何度言ってもできないこと、

コミュニケーションのしづらさ、などなど。

 

 

そしてADHDにはカサンドラ症候群という二次障害があり、

私のイライラや情緒不安定は、おそらくそこだと思います。

正直、夫婦関係はとうの昔に破綻しているので

そこから修復できるとは思っていません。

もっと早く受診してくれればよかった、という後悔はないです。

そして私は私自身がカサンドラ症候群にどっぷりハマって

13歳の娘に悲しい思いをさせるわけにはいきません。

まだ客観的に周囲を見ることができ

仕事もあり、温かく優しい人たちに囲まれている今のうちに、

逃げ出すのが最善だと思います。

尻尾巻いて、障害の旦那を捨てて逃げるのか?

 

はい。

 

誰に何を言われようとも、

今、守らなくてはならないのは娘です。

一家心中なんて、まっぴら御免。

仲良く穏やかに暮らせないのは私のせいなの?

そんな疑問はもう捨てることにしました。

 

 

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雲がすごいスピードで流れていくなぁ…。乗っかっていこう。

握手をして笑おう。

こんにちはnamacomamaです。

突然ですが、最近、人から「握手しよう」と

言われたことはありますか?

私、先日、中学生の娘に言われました。

 

娘は現在、いわゆる思春期真っ只中。

勉強も部活もがんばっているし、

家のこともそこそこちゃんとやってくれます。

でも、やっぱりイライラしたり、反抗したり、

怒ったり、そして私とケンカしたり。普通の中学生です。

 

先日は、勝手なことを言っているのが娘は自分でもわかっていて、

けれど全然気持ちが抑えられない、

本当なら私は少し引いて冷静に見てあげるべき状況でした。

なのに私もつい、厳しい口調で言い返してしまいます。

するとまた言い返す。

なので私もかぶせるように言い返す。

また怒る。

私も怒る。

…すると急に。

 

「ちょっと黙って!今、6秒待ってるんだから!」

と、涙をポロポロ流し始めました。

そして泣きながら右手を差し出して、

「握手しよ」と。

 

え? と一瞬固まっていると、

「もう、大丈夫。もう怒らない。

お母さん、怒る前に6秒ガマンしろって言ったよね?

そしたら落ち着くからって。

だからガマンした。だからもう大丈夫」

と泣いているのです。

 

「…ごめん。私も言いすぎた。ごめんね」

そう言って、私も右手を出して、そして握手。

そうだった。ずっと前に、あんまり怒る娘に、

「怒る前に、6秒数えたら少し落ち着くから」

と言ったのは私でした。

 

ごめん、本当はお母さんがもっと落ち着いて

ちゃんと話を聞くべきだよね。

なのに一緒になって怒って。ごめんなさい。

あー情けないなぁ、私も思わず泣いてしまいました。

 

握手した手は、温かくて、温かくて、

そうそう、

昔はどこに行くにもこうやって手をつないで笑ってたのにね。

ああ、ずっとこうやって手をつないでいたいなぁと

そう思ったらまた涙が出てきました。

どっちが親かわからないね。これでは。

ごめんね、そしてありがとう。

 

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雨上がりと、泣いたあとはちょっと似てますね。

訓練のなかのリアル

こんにちはnamacomamaです。

9月になり娘の中学も新学期が始まって

ようやく日常が戻ってきた感じです。

 

そして9月最初の登校日は、

9月1日の防災の日にちなんでの引き取り訓練でした。

指定された時間に保護者が生徒を迎えに行き一緒に下校するものですが、

正直、「中学生だと参加する保護者もあまりいないんだろうな…」

と思っていました。

ただ、娘はおもに友達関係で中学生活にまだ馴染んでいないこともあり、

久しぶりの学校で多分息苦しくてちょっとツライだろうな、

と心配もあったので迎えに行くことに。

 

そう、ちょっとまだ馴染めてないんですよね…。

その兆候は小学校時代からあったのですが、

友達とのコミュニケーションが下手というか、

もう少しうまいことやり過ごせば気持ちもラクなのにと、

それができずに割と損をし続けている部分が大きく、

未だに仲良しと呼べる友達がいなそう。

いじめられているとかそういうわけではないものの、

「なんか面倒な子だから」って思われて孤立している感じです。

本人も重々それは気づいていつつも、

入学して5ヶ月、もはやどうしていいのかわからない様子。

 

夏休みは部活も、旅行も、それなりに楽しく

自分のペースで過ごせたのでそのギャップも厳しいだろうな…。

まあでも「行きたくない」って言わずに家を出たし、

「大丈夫、大丈夫」と何度も確認して行きました。

(と、その時点で全然大丈夫じゃないのですが)

でもきっと結構がんばってるんだろうな…。

 

そんなことを考えながら学校に到着し、入口で受付をして

指定されたクラス別の場所へ迎えに。

すると自分で立ち上がり片手を軽く挙げてゆっくり歩いて来た娘の、

その表情を見て思わず泣きたくなりました。

 

びっくりするくらい、ホッとした顔してるし。

 

担任教諭もその表情に気づいて

「お、なんだ。母さん来てずいぶん嬉しそうだな」と声を掛けるくらい

安堵した表情をしていました。バレてるよ、娘…。

 

ああ、やっぱり久しぶりの学校はきつかったんだな。

本人に言ったら「暑かったんだよ」って言うに決まっているので

「お待たせ」とだけ言いました。よかった。迎えに来て。

 

体育館にぎゅうぎゅう詰めで、不安で、ちょっと怖くて、

早く迎えに来て欲しい。

引き取り訓練は震災時を想定して行われているものですが、

娘にとってはなんというかあながち、想定でもなかったのかも。

 

会えて嬉しくて、ホッとする瞬間。

きっと今日の娘の表情はずっと忘れないだろうな。

頑張れ娘。笑っていればきっといいことがあるよ。

一緒にがんばろう。

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今年の夏は本当に暑かったですね。夕方になってもずっと暑いままでした。

アスリートに声援を

こんにちはnamacomamaです。
いよいよ平成最後の夏休みが終わりますねー。

今年の夏はスポーツ界がいろんな意味で
あっちもこっちも大騒ぎでしたね。
娘も中学に入学して運動部に入部したのもあり、
高校野球や水泳など、特に10代の子が活躍した大会は
応援にも熱が入っていたように見えました。

ですが、そんな熱きアスリートたちを横目に、
それらを取り巻く周囲のゴタゴタも目に付いた夏でしたね。
(正確にはゴールデンウィークのアメフト問題からかな)

私の実母(娘の祖母)なんて、娘が運動部でがんばってるよ、
なんて話を電話ですると
「運動部なんて入らなくていいわよ!スポーツなんてしなくていい。
周りの大人がひどくって見ていられない!一生懸命やってる子たちがかわいそう」
とものすごい極論をぶちかましてきたりします(笑)

いやー、スポーツって、なんなんでしょうね。
私は真剣にスポーツをしたことがないので大きなことは言えないのですが、
中学の部活動でさえ、小さな上下関係はもちろんありますし、
監督に気に入られているかどうかだって気にならないと言えば嘘です。
3年生になれば受験勉強との間で悩む子もたくさんいるでしょう。
単純にキレイごとだけでは済まない問題も山積みだったりするんでしょう。
人間関係だってつまづくこともあるはず。

…でもね、
やっぱり、真剣に前を向いている子どもたちは
それだけで素晴らしいって思います。
上手になりたい、そして「勝ちたい」。
勝ちたいって堂々と言えることって大切ですよ。
大人になったり、仕事してたら、勝ち負けじゃないとか、
自分自身に勝つんだとか精神論みたいになっちゃったり
それこそ人生勝ち組負け組とかよくわかんない下世話な話になったりで
「勝つ」っていう目標自体がぼやけてしまうんです。

でも、スポーツって「勝つ」っていう揺るぎない目標があって
そのためにどうすればいいか、どうすべきか、の課題を克服していく。
ものすごーく、シンプルなことのはずなのに。
そこに利権や大人の事情が入ってくるから
なんだかシンプルじゃなくなって
ついにはアスリートが宙ぶらりんになっちゃうような、
そんな歪んだ状態が浮き彫りになってしまったんだと思います。

がんばっている子たちをもっともっと応援しようよ。
子どもたちが憧れるスポーツ界にしていけるよう応援しようよ。
そんなことを思いながら夏休みが終わろうとしています。

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都会の真ん中でびっくりするくらい昭和な風景に出会いました。
なんだか夏の終わり、って感じ。






些細なことを忘れてしまわないために。

はじめましてnamacomama(ナマコママ)です。
娘が今年中学生になり13歳に、ああ、もうそんなに経ったのかと
しみじみ振り返る暇もなく、毎日、
娘の中学生活、家庭生活、そしてお仕事と、バタバタと奮闘しています。
そんななか、ふと気づいたんです。

私、以前に比べて物事を忘れやすくなってるよね。
って。

日々のタスクはもちろん、
観た映画や読んだマンガの内容、
料理のレシピや気に入ったお酒の銘柄とか味、
深刻なのは、娘との約束すらもときどき。

毎日がんばってるし、いろいろあるけど、でもやっぱり楽しい。
物忘れがこれからますますひどくなって
そんな毎日を忘れてしまったらどうしよう。
娘の成長や会話、一緒に観たものとか感じたことを
簡単に忘れてしまうようになったらどうしよう。

どうしよう、って思うくらいなら
できるだけ残しておこう。
そうすればあとから見返して、
「そうじゃん、そうだったじゃん」って
笑えれば楽しいかなと(でもこれって忘れる前提なんですが)。

そんな気持ちでブログはじめました。

スムーズにいかない娘の中学生活、
なかなかシビアな家庭生活、
試行錯誤のお仕事も、
全部、笑って話せるように。
全部、いい方向に向かうように。

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これからどうぞよろしくお願いします。